使用米：長野県産 美山錦　精米：70%

日本酒度・酸度：非公開　使用酵母：協会901号　アルコール：17度

酒質：柑橘系の優しい香り、軽快でドライな旨みをソフトな酸が支える、やや辛口

お勧め温度：冷◎/常温◎/燗〇⇒◎

販売予定期間：夏くらいまで（2025.01.21発売－）

９号酵母らしい柑橘系の香りがほんのり、柔らかなアタックから軽快な旨みが広がります。今期は森川杜氏にちょっと思うところあって（実際に話を聞きました）昨年とはあえて変えた柔らかな酒質を実現しています。ドライな米の旨みにソフトな酸がバランスし、和饗らしい蔵ぐせを感じる粗削りな美味しさの辛口酒に仕上げています。まずは冷酒か常温で、お刺身や季節の鍋料理が食べたいなぁ。

使用米：長野県産 美山錦　精米：59%　日本酒度：+3　酸度1.9

使用酵母：協会901号　火入れ：あり（一回） アルコール：17度

酒質：穏やかな熟成香、柔らかく深みのある旨み、流行を追わないややどっしりした旨口

お勧め温度：冷〇/常温◎/燗◎

販売予定期間：来春くらいまで（2024.10.09発売－04.16完売）

穏やかな熟成香がほんのり、軽快な口当たりから広がる柔らかくて深い旨み、どっしりした余韻が印象的です。９号酵母で過度なフルーティさを抑え、食事を引き立てる程よい深みのバランスへ。洗練とは真逆の蔵ぐせ（個性）もしっかり纏いつつ、柔らかな厚みを支える優しい酸、後口に残るビターな余韻がまたたまりません…。幅広い秋の味覚に寄り添う、やや重めの食中酒に仕上がっています。

使用米：長野県産米　精米：70%　日本酒度：±0　使用酵母：長野Ｃ　仕込み：熱掛四段仕込み

原材料：米・米麹・醸造アルコール（特定名称外、いわゆる普通酒） アルコール：20度

酒質：程よく濃醇、柔らかで鄙びた味わいの旨酒　お勧め温度：冷◎/常温◎/燗◎

販売予定期間：ほぼ通年（2023.03.30発売－）

小さな蔵の丁寧な造りの普通酒は個性的で楽しい！そんなお酒です。アル添かつアルコール度数２０度なので搾りたて直後は酒質に尖りがありますが、熟成で柔らかくなった一年熟成を発売します。ほのかな柑橘香には派手さがなく、程よい旨みは柔らかく、僅かな蔵ぐせを伴ってじんわり広がります。以前の酵素四段を森川杜氏が嫌い熱掛四段に変えたことから甘すぎずにクリアな旨みになった点にもご注目ください。程よく太い複雑味は飲み応えあり！荒削りな旨酒です。

使用米：契約栽培（減農薬）美山錦　精米：70%　使用酵母：長野Ｃ　アルコール：17度

※嘉根満とは創業時の屋号「嘉根満本家」に由来しています

酒質：ウイスキーを思わせる香り、パワフルで複雑な旨み、深みを楽しめるドライな中口

お勧め温度：冷〇/常温/◎/燗/◎

販売予定期間：来春くらいまで（2024.11.26発売－）

※さらに深みと厚みを楽しめる三年熟成2021BYも1800mlのみ在庫ございます

ウイスキーを思わせる香り、パワフルで複雑な旨み、苦みも含めた米の五味を感じさせる嘉根満らしさ全開です。特にこの2022BYはアルコール感の強さとウイスキー的な旨みが個性的で、美山錦ならではのビター感ある深みが楽しめます。冷酒もいいけど常温、そしてお燗が半端ない旨さでお勧め。その癖のある味わいは特にスパイスを使った肉料理や発酵系おつまみ、チーズなどと相性抜群です。

使用米：塩尻市野村農場契約栽培米 美山錦　精米：59%　日本酒度・酸度：非公開

濾過：なし　火入れ：あり　熟成：常温瓶熟成　アルコール：16度　

テーマ：生酛の乳酸菌による乳酸の深い酸

酒質：米を感じる熟成香、クリアな中に広がる複雑な旨みと余韻、食を求めてしまう旨口

お勧め温度：冷〇/常温◎/燗◎

販売予定期間：年末くらいまで（2025.06.15発売－）

米と熟成を感じさせる芳しい香り、パンチがありながら柔らかく広がる米ジューシーな旨み、わわわわわ…たまらない旨さ（個人的嗜好）です。生酛らしいクリアでシャープな酒質ながら、程よい厚みのある旨みが複雑に広がり、官能的な余韻へと続きます。酸が突出しておらず旨みとのバランスも秀逸。白身なら昆布締めなど、肉料理にも負けず、発酵系おつまみとは悶絶の相性です。凄いぞ森川。

使用米：塩尻市野村農場契約栽培米 美山錦　精米：59%

日本酒度・酸度：非公開　濾過：なし　火入れ：あり　アルコール：16度　

テーマ：生酛の乳酸菌による乳酸の深い酸

酒質：鮮烈な酸とクリアな旨みの中口

お勧め温度：冷〇/常温◎/燗◎

販売予定期間：ほぼ通年（2021.08.18発売－）

森川貴之杜氏が「日本酒の酸を表現したくて」自ら立ち上げた新ブランドの６年目のお酒です。この白ラベルは生酛という自然乳酸を取り込んだ造りで、乳酸系の爽やかな香り、シャープでパンチある酸味は柑橘系のニュアンスもあり、クリアでスッキリした旨みを支えます。今期は酸と旨みのバランスが本格生酛を思わせる仕上がりで、生酛ならではの透明感のある酒質はキレもよく爽やかで盃が進みます。冷酒でさっぱりと、常温からお燗で程よい厚みも楽しめるお酒です。

使用米：塩尻市野村農場契約栽培米 美山錦　精米：59%

日本酒度・酸度：非公開　濾過：なし　火入れ：あり　アルコール：16度

テーマ：クエン酸を生成する麹を使ったシャープな酸

酒質：鮮烈な酸とほのかな甘みの中口

お勧め温度：冷◎/常温◎/燗〇

販売予定期間：ほぼ通年（2021.08.18発売－）

森川貴之杜氏が「日本酒の酸を表現したくて」自ら立ち上げた新ブランドの６年目のお酒です。この黄ラベルはクエン酸を出す白麹を使用した造りで、穏やかな柑橘系の香り、口の中へ入った途端にスリムな米の旨みと一緒にシャープでキュッとしたレモンのような酸味と苦みが追いかけてきます。甘みは控えめなのでキレもあります。これは冷酒で、カルパッチョや唐揚げにこれでもかっ！とレモンをかけて合わせたい（エスニックにも合いそう！）そんな楽しいお酒です。

使用米：塩尻市野村農場契約栽培米 美山錦　精米：59%

日本酒度・酸度：非公開　濾過：なし　火入れ：あり　アルコール：16度

テーマ：リンゴ酸の爽やかな酸

酒質：ジューシーな酸と旨みのやや甘口

お勧め温度：冷◎/常温◎/燗〇

販売予定期間：ほぼ通年（2021.08.18発売－）

森川貴之杜氏が「日本酒の酸を表現したくて」自ら立ち上げた新ブランドの６年目のお酒です。この赤ラベルは酵母（非公開）の特徴を生かした軽いフルーティさに、リンゴ酸と乳酸のパワフルかつジューシーな酸を利かせ、バランスのよい旨みでまとめた意欲作。今まで酸が苦手だった方にも受け入れていただきやすいフルーティなバランスに仕上がっていると思います。ああ、これは面白い酒を造ったなぁ♪まずは冷酒からお試しください。洋食とも相性抜群！なお酒です。

使用米：塩尻市野村農場契約栽培米 美山錦　精米：59%

日本酒度・酸度：非公開　濾過：なし　火入れ：あり　アルコール：15度

テーマ：コハク酸の幅のある酸

酒質：濃醇でしっかりした旨みの中口

お勧め温度：冷〇/常温◎/燗◎

販売予定期間：年末くらいまで（2021.08.18発売－）

森川貴之杜氏が「日本酒の酸を表現したくて」自ら立ち上げた新ブランドの６年目のお酒です。この黒ラベルは旨みを伴ったコハク酸を生かし、ほのかな香り、口の中に広がるしっかりした旨み、それを支えるどっしりした幅と重さを持つコハク酸とのバランスが見事です。他の３つと違い、強烈な酸のニュアンスではなくアミノ酸系の旨みをしっかり感じます。冷酒や常温もいいけどこのお酒はお燗を試したくなります。貝類を使った旨み系料理との相性はもちろん抜群です。

使用米：地元産こしひかり　精米：70%　日本酒度・酸度：非公開

酒母：速醸　麹：味噌麹　仕込み：味噌麹甘酒四段　火入れ：あり　アルコール：１５度

酒質：程よい酸と旨み、ややどっしりした旨口

お勧め温度：冷△/常温◎/燗◎

販売予定期間：来春くらいまで（2022.01.22発売－）

ほんのり熟した香り、ジューシーな旨みもありつつ、かなり複雑なアミノ酸系の旨みが濃醇に広がります。酸も旨みもしっかり＆どっしりしていて飲み応えもあり旨いです。山廃ではありませんがいわゆる山廃どっしり系の感じに近く、程よく癖のある厚みの豊かな旨みを楽しめるので、そっち系がお好きならぜひお試しを。キレもよく、お味噌を使った料理と合わせてみたいなぁ。

使用米：地元産こしひかり　精米：70%　日本酒度・酸度：非公開

酒母：生酛　麹：味噌麹　火入れ：あり　アルコール：15度

酒質：クリアな酸と軽快かつ複雑な旨みの中口～やや辛口

お勧め温度：冷×/常温◎/燗◎

販売予定期間：来春くらいまで（2022.01.22発売－）

柑橘系の香りがほんのり、クリアな酸と透明感のある旨みが適度な味幅で広がります。生酛らしい自然乳酸の爽やかさがあって軽快な味わいなのですが、味噌麹ならではの押し味がしっかりボトムを支えて（特に後味の余韻にそれが出ている気がします）深みを感じさせ、トータル的に実にバランスのいい旨みを楽しませてくれます。個人的には発酵系のお料理が食べたくなります。

使用米：地元産こしひかり　精米：70%　日本酒度・酸度：非公開　アルコール：１５度

酒母：速醸　麹：味噌麹　仕込み：長野kuro酵母（コハク酸高生成酵母）使用　火入れ：あり

酒質：ジューシーな酸と甘み、出汁っぽい旨さのやや甘口

お勧め温度：冷×/常温◎/燗◎

販売予定期間：来春くらいまで（2022.01.22発売－）

ほんのり熟した香り、今期はなんだかぽっちゃりした甘みもあって結構キャッチーかも。重くはないけどしっかりした旨み、たぶんコハク酸のおかげで甘塩っぱいというか、そこにジューシーな酸もバランスして、なんだかめちゃめちゃ美味しいスープを飲んでるような気になります。これはちょっと未体験ゾーン、楽しいお酒です。出汁の利いた料理と合わせたら楽しそうだなぁ。

醸造年度：平成7～11年度醸造、５年分の純米大吟醸と大吟醸のタンクブレンド（約20年古酒）

原材料名：米・米麹・醸造アルコール　精米：非表示（普通酒） 火入れ：あり

日本酒度：+3　酸度：1.4　アルコール：17度

酒質：程よい熟成香、エレガントで深い複雑な旨みの旨口　お勧め温度：冷△/常温◎/燗◎

販売予定期間：蔵元に在庫がある限り…（2018.01.17発売－）

蔵で眠っていた古酒をブレンドしました。大吟醸クラスのものをメインに、平成09BY前後のタンクを複数ブレンドしていますが、一部不明のものもあるため特定名称表示はなく「普通酒」扱いとなります。年数にしては薄い琥珀色、そして旨みにもクリアさがあることから、元はかなりハイクオリティで透明感のある酒質だったと想像されます。熟成香も品のよいもので、スッキリした中にモルトウイスキーを思わせる柔らかくも存在感のある深い旨味が語りかけてきます。冷やしすぎずにできれば常温からお燗で、燻製や漬物、熟成チーズ等とじっくり楽しめばあっという間に時の過ぎるお酒です。