十五年も店をやっていると仲良くなる飲食店さんの数もそれなりに増えます。
出店していただくに際し(お取引きの量も当然ありますが)一番大切に考えたのは、何でも言い合える間柄であること。
それぞれ考え方も違いますが、根底にある”なにか”が一緒で共感し合える仲であるお店様にお願いしました。
大変なんですよ、出店って。
それでも快諾してくれて、一緒に盛り上げよう!と思ってくれる仲間達。
本当にありがたいな…やっぱりその一言に尽きます。
このページではそんな彼らのことをSNSで紹介したものを加筆修正無しにそのまま、まとめました。
当日までのお楽しみとして、そして彼らのことを知っていただけたら嬉しいです。
【出店飲食店と当日のおつまみをご紹介!】(敬称略)
【001】Ottimo(オッティモ 大森)
クリームチーズと味噌のフィッシュパテ
×奈良萬&天明
店主中田さんの創る”ただいま”と
言いたくなる穏やかな空間。
顔の見える食材を使う
めちゃ旨おつまみの数々に
お酒が止まらない。
彼から感じる生産者へのリスペクトを
僕もリスペクト。
【002】海山和酒なるたか(水道橋)
鹿肉のロースト
×十六代九郎右衛門&本金
信州出身の阿久津さんが
信州の郷土料理とお酒を伝えます。
おおらかで優しい人柄の阿久津さんとは
2012年のなるたか開店前からのお付き合い。
一緒に蔵を訪ねたり、
仲良くしてくれてありがとう!
【003】鮮魚料理 魚修(赤羽岩渕)
鮎の甘露煮
×不老泉&和饗
お付き合いは短いが
その超元気なキャラと
魚料理の美味しさに魅せられて大ファンに。
疲れていても帰る頃には元気になる人続出。
外食は1番身近なレジャー!を合言葉に、
今日もたくさんの笑顔を創る凄いお店。
【004】樽一 新宿本店(新宿)
鯨の山椒煮
×笹正宗&水府自慢
1968年創業、
東京で鯨料理と言えばの銘店。
ご縁あり佐藤店主と三浦店長に
懇意にして戴き有り難き幸せ…。
老舗の名に胡坐をかかず、
常に新しいことに挑戦し続ける姿勢には
ただただ敬服するばかり…これぞ銘店。
【005】日本酒とおつまみのお店 音連れ
マトンマサラリエットと
バスマティライスの幸せ
×分福&鳴海
このレベルのペアリングが
富士で楽しめる奇跡。
店も料理も酒も凄いが
何より凄いのはこの二人の
キャラとコンビネーション。
マジで惚れてる。
次はいつ飲もうか?笑
【006】でんや御馳走(大塚)
塩昆布クリームチーズ with クラッカー
×鏡山&鷹の夢
ちょこだま料理人として
僕とコンビを組んで十数年。
和の繊細な技術をベースに
世界各国の料理をこなす、
心優しき特撮オタク&コレクター。
弱点は日光(笑)
彼のおばんざいは母の味がする…
【007】信州酒場ことだま(高円寺)
信州産”つぶほまれ”の和風チリコンカン
×黒松仙醸&勢正宗
信州出身の黒岩小和さん。
実家に帰ったような
ほっこり空間で
信州の料理とお酒が楽しめます。
優しさの中に芯のある黒岩さん、
実は演劇も手掛ける
素敵なオトコマエ姉さんです。
【008】鳥酎(溜池山王ほか都内6店舗)
さくらんぼの柴漬け
×白露垂珠&平六
田中くんとも十年以上のお付き合い。
2009年OPEN以来
既に6店舗の破竹の勢いも
田中くんに会えば納得!
気遣いと気配りの超人。
鳥酎イズムを受け継いだスタッフも多数、
快進撃は続く。
【009】旬菜宵処 おぐち(東大前)
北信州の笹寿司と会津流の馬刺し
×志賀泉&豊国
2015年OPEN2019年に現在の地へ。
炭と酒を愛し
豊富な肴と酒で人を酔わせるが、
何と言っても
”夫婦漫才かっ!”
という信州に縁のある
小口夫妻のやりとり
(だいたい旦那が負ける)がたまらない。
【010】和の酒 T's Bar(大森)
国産山くらげの炒め煮×花泉&春心
店主佐々木さんとは
こだま開店前からのお付き合い。
僕に”酒の本質を見る大切さ”を
教えてくれた一人。日本酒のみならず
あらゆる和酒の品揃えと造詣が深い。
ちなみにアル中(ヤバくない方)
仲間でもある。
【011】日本酒バー Talkin' Loud(荒木町)
輪島直送ホタルイカ沖漬け
×会津中将&蔵太鼓
Acid Jazzの流れる落ち着いた店内。
店主太郎ちゃんの
気の利いたつまみと日本酒を
ゆるゆる楽しむ至福の時間。
穏やかだけど
行動力のある太郎ちゃん、
実はギターの名手でもあります。
【012】日本酒専門居酒屋 深酒(長野・松本)
信州開田高原産蕎麦粉使用
自家製蕎麦豆腐×廣戸川&弥右衛門
深澤夫妻との出逢いは2011年。
松本開催イベントを
お手伝いしたのがきっかけ。
寡黙な深澤くん、明るい奥様の好バランスで
今では松本の人気店に。大好きなお店です!
【013】たつ家(池袋)
にしんの山椒漬け×辰泉&会州一
たっちゃんとの付き合いも長いなー。
若いのに冷静沈着な判断と
凄まじい行動力で店を伸ばしてきた。
会津若松にも
たびたび出掛ける身軽さも凄い。
型にハマらないその硬派な姿勢で
これからも僕に刺激を与えてください!
【014】菊水 立(りゅう/高田馬場)
鶏つくね 麹南蛮掛け
×東鶴&風が吹く
見た目とは裏腹(失礼)に
繊細な料理人の本多立さん。
男声合唱団 東鶴所属
という異色キャラ。
とにかくまぁ休まない。
正月でも二日酔いでも休まない。
仕事と飲むのが大好きな
愛すべき男なのです。
【015】日本酒BAR 希紡庵(池袋)
烏賊のなめろう
×奥能登の白菊&三千櫻
開店前からのお付き合い
&開店日が全く一緒の十五周年仲間。
性格が全く違うのに
共通する根っこをお互いに
感じて付かず離れず。
ホントに優しくていいヤツっす。
6/22の希紡庵十五周年もよろしくねー。
【016】地酒と馳走 いっぽいっぽ(新板橋)
牛すじの十勝ワイン煮込み バケット添え
×二世古&初雪盃
2016年OPEN。
北海道出身の店主、
合林くんとは
長いお付き合いです。
北海道直送の鮮魚を柱に
和食中心の丁寧な料理を
いつも提供してくれる、
穏やかな人柄の優しいお店です。
【017】徳利と杓文字(京都・伏見)
ししゃもの南蛮漬け
×此君&媛一会
大好きなんですよ、
店主上田さんのお人柄が。
サバサバしつつ細やかな心遣い、
こぢんまりしたお店で
めちゃ旨のおつまみと
お酒が楽しめる
僕が京都で一番好きなお店。
京都からわざわざ…感謝しかない…
【018】サケとスミビとロシュタン
(大阪・なんば)
ミミガーのセリー寄せ+ホエーを使った
ピクルス×稲里&篠峯
こだま五&十四周年&今回と唯一皆勤。
細くても丈夫な絆で結ばれた
(と勝手に思ってる)店主田代くんが
最大の武器”炭火”を禁じられても
らしさ全開で立ち向かう!
【019】立ち飲み屋ビー玉(大井町)
白干瓢のかんざし(練粕と八丁味噌のソース)
×楽の世&会津吉の川
2020年OPEN。
李美意(り びい)ちゃんの店、ビー玉。
お酒に対する感性が鋭く、
立ち飲みレベルを既に超越。
若くて小っちゃいけど
その実力と肝の太さには
舌を巻くのです。
【020】創作料理と
日本酒ペアリング HuQu(大塚)
フォアグラのムース
イチジクとキャラメルのソース×花巴&大倉
昼はらあめん、夜はペアリング。
抜群のセンスと技術力でたちまち
大塚の名店に。マジでレベル高し。
店ではクールだけど実は陽気な石山くん。
酔うとおもろいw
【番外編 お燗番①】
梶川大輔(地酒や もっと)
大ちゃんの愛称で親しまれる人気者。
またの名を大塚の愛之助。
カラオケ行くと
僕の心が折れるほど超絶上手い
(Acid Black Cherryとかマジでヤバい)。
当日はもっとさんご協力のもと参戦。
この笑顔でお燗をつけまくります!
【番外編 お燗番②】
滝本惇(いにしえ酒店)
お酒が好きすぎて
前店主から引き継ぎ
この3月から酒屋の店主になった男
(どっかで聞いたような話だな…笑)。
穏やかな人柄の中に譲らない芯を持つ。
30歳という若さ…前途洋々…ああ羨ましい。
静かで熱い男のお燗酒は旨いぞ!